INGREDIENTS
使用する素材について
素材選びの際に大切にしていること
パンを膨らませるために必要な『酵母』、原料となる『小麦粉』、パンを美味しくさせるための『バター』や『卵』etc.
一つのパンをつくるために、様々な素材が使われます。
このようなパンづくりに必要な様々な素材を選ぶときに、あんじとねねが大切にしていることは、素材そのものだけでなく、その素材を作っている『人』の想いを知ること。
酵母や小麦粉などといった素材は、作り手の想いが形になったものであり、それを使ってパンづくりをしている私も、その想いを繋げていく必要があると考えています。
作り手の想いを知って初めて、作り手への感謝を込めたパンがつくれると思っています。
また、パンをつくるための『時間』も、大切な素材のひとつだと考えています。
同じ材料を使ったとしても、時間の使い方によってパンは様々な表情を見せてくれます。
材料だけでなく『時間』ともうまく付き合うことで、美味しいパンが出来上がります。
あんじとねねのパンづくりに使用する素材の紹介
酵母
パンを膨らませるために必要で、パンづくりにおいて重要な素材のひとつである『酵母』。
一般的にはレーズンやリンゴ等から酵母をつくっているパン屋さんが多いですが、あんじとねねでは「オレンジピール」から酵母をつくっています。
このオレンジピールは、岐阜県本巣市にあるカフェ・ギャラリーの「atelierfeliz(アトリエフェリス)」さんよりご提供いただいており、atelierfelizさんのお店で出す酵素ジュースの副産物として出来上がったオレンジピールを使わせていただいております。
オレンジピールからつくった酵母を使用したパンは、ほんのりと柑橘系の香りが楽しめます。


バター
パンの風味付けに必要不可欠な『バター』。
あんじとねねでは、2種類のバターを、パンの個性に合わせて使い分けております。
一つは、「発酵バター」。
大量にバターを使用するようなブリオッシュに最適で、少し酸味があるため沢山使用しても重たくならず、味が深みが出ます。
もう一つが、「低水分バター」。
パイやデニッシュなどに最適で、パリパリ・サクサクの楽しい食感が生まれます。


小麦
これを無くしてパンは出来ない、重要な原料である『小麦』。
あんじとねねでは、パンのルーツであるヨーロッパの広大な大地で育った、フランス産の小麦を使用しております。
ヨーロッパはパンのルーツであり、パンと共に文化が築き上げられてきた地域です。
パンについて勉強すればするほど、そのルーツであるヨーロッパの魅力に惹かれていき、気が付けばパンの本場であるフランス産の小麦を使用してパンづくりをするようになっていました。

