ABOUT
当店の想いについて
MISSION
あんじとねねの理念
誰かの“生きる希望”となるパンをつくる
パンと一緒に心を売れるようなパン屋になる
「あんじとねね」が目指すパンは、誰かの“生きる希望”となるパン。
何かしら日常で嫌なことがあったり、不安があったり、憂鬱な気分になっている時でも、当店のパンを食べたら「明日からまた頑張ってみようかな。」と思っていただける。
そんな、パンと一緒に“心”を売れるようなパン屋が、あんじとねねの目指す姿です。
あんじとねねの原点
「ママが作ってくれたパン、おいしかったな」
当店のこのような理念の原点は、私自身の心の病を乗り越えた経験にあります。
私が心の病を抱えている頃、食べることはおろか日常生活もままならないような状態でした。一番つらかったときは、寝たきりで人に会うことすらできなくなりました。
この頃は、生きている実感が無く、自分の存在意義も分からないような状態でした。
しかし、そんな私に生きる意味を教えてくれたのが、息子の存在でした。
長男を出産する前から、趣味でパン作りをしていた私は、普段から時々、自分がつくったパンを家族や友人にふるまっていました。そんな私のつくるパンの最初のファンが、息子かもしれません。
そんな息子が、心の病を抱えて辛い想いをしていた私に
「前にママがつくってくれたパンが美味しかったな。」
という言葉をかけてくれました。
その言葉は自分の存在意義を見失っていた私に、生きる希望の灯をともしてくれました。
自分のつくったパンが、人に必要とされている、人を幸せにできるということに気が付かせてくれたのです。
そうして、再び自分の存在意義を取り戻した私は、少しずつ心も身体も元気を取り戻し、また新しくパン屋でパートとして働けるようになるまで回復しました。
その後も、パンを通して出会った方々とのご縁、周りで応援してくれる方々のおかげで、この「あんじとねね」を始めることが出来ました。
これが、あんじとねねの原点です。
私にも、あなたにも、
「人を幸せにする」という使命がある
つらい心の病で普通に生活することが出来なかった私が、今、このように働けるようになった中心には「パン」がありました。
そのため、過去の私のように、今つらい想いをしている方、苦しんでいる方に、私を助けてくれた「パン」を通じて、生きる希望を与えていきたいと考えております。
私にも、あなたにも、「人を幸せにする」という使命がある。
あんじとねねのパンを通じて、そんなことを伝えられたら幸せです。
anjie et nene(あんじとねね)
代表 山田 千草